人気ブログランキング | 話題のタグを見る

小野池あじさい公園

小野池あじさい公園_a0431541_14375700.jpg
この年、見頃が過ぎて東京近郊ではもう"あじさい"撮影が難しい事を知った。
まだ撮り足りない私は、北関東へ日帰り撮影に向かおうと目論んだ。




にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(SONY)へ にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 散歩写真へ

史上最速の梅雨明けを迎え、紫陽花たちも少雨高温の中で見頃を終えた年。
本来なら楽しめていたであろう頃、まだ物足りなさを感じていた私。
そうだ、紫陽花を撮影しに北上すればいいじゃないか。
 
手軽に日帰りできる場所と考え、茨城県以外の関東地方と決めていた。
標高の高い箱根か、群馬県栃木県しか選択肢が無くなった。
小野池あじさい公園_a0431541_14375721.jpg
SONY α7R Mark4 + ASAHI PENTAX Super-Takumar 135mm f2.5
"JR上越新幹線大宮駅"へ来た。ここからJR上越新幹線で北上。
色々調べたところ、宇都宮駅・那須塩原駅最寄りでスポットが見当たらず。
そこで"JR上越新幹線高崎駅"からアクセス可能な場所をチョイス。
 
持参した"ASAHI PENTAX"の"Super-Takumar 135mm f2.5""50mm f1.4"
あまり使わなかったが、"INDUSTAR-61L/Z 50mm F2.8"も持参。
小野池あじさい公園_a0431541_14375626.jpg
OPPO Reno5 A / SMARTPHONE
"JR上越新幹線高崎駅"で在来線に乗り換えて、"JR上越線渋川駅"を目指す。
まもなく目的地というところで車窓は視界が開け、雄大な赤城山が見える。
外は灼熱地獄だと思うのだが、車内から見ると本当に良い季節。
 
"赤城山"は複数の火山体の総称であり、最高峰は"黒檜山"(標高1828m)
群馬県のほぼ中央に位置し、"上毛三山"に数えられるシンボル的な山。
小野池あじさい公園_a0431541_14375674.jpg
OPPO Reno5 A / SMARTPHONE
路線バスの接続が良く、"八幡前停留所"までバスを利用してアクセス。
"八幡"とは停留所前にある"渋川八幡宮"のこと。渋川駅と伊香保温泉の間に位置。
子宝に御利益がある八幡様ということ。今回は先を急ぐので鳥居のみ撮影。
 
今回目指す"小野池あじさい公園"は、市役所通り沿いにあるとのこと。
停留所のある上州三山パノラマ街道(県道33号渋川松井田線)から脇道に入る。
小野池あじさい公園_a0431541_14380711.jpg
OPPO Reno5 A / SMARTPHONE
"小野池あじさい公園"(群馬県渋川市渋川・上ノ原)に到着。見覚えのある後ろ姿。
2ヶ月前にも"伊香保温泉石段街"(ブログ記事)で遭遇した"ぐんまちゃん"
新型コロナの影響が強かった頃、出没予定地は未発表だっただけにスゴイ。
 
この"小野池あじさい公園"は、約20種類8000株の紫陽花が咲く名所。
この公園のみならず、帰りに"眞光寺"(群馬県渋川市渋川)に寄る計画。
小野池あじさい公園_a0431541_14375700.jpg
SONY α7R Mark4 + ASAHI PENTAX Super-Takumar 50mm f1.4(M42)
完全に"オールドレンズ"っぽい撮り方。絞り開放で太陽光方面へ向ける。
この日はよく晴れたので、左下の隅にいくつかの"ゴースト"が写り込んでいる。
"フレア""ゴースト"を上手く取り入れるのもオールドレンズの楽しみ。
 
ちなみに"フレア"は、光がレンズやカメラの中で反射して発生。
一般的に写真全体が白くなり、全体的にコントラストが低くなる写真を指す。
小野池あじさい公園_a0431541_14380699.jpg
SONY α7R Mark4 + INDUSTAR-61L/Z 50mm F2.8(M42)
久々にロシア製レンズ"INDUSTAR-61L/Z 50mm F2.8"も少し使った。
"星ボケ"大量生産。見苦しくなるかはその時次第だが紫陽花の林を撮影。
やはり少雨のせいか花も既に枯れ気味。日陰の株はまだイケるか。
 
基本的に"ASAHI PENTAX Super-Takumar 50mm f1.4"を使った。
選択肢があると望遠単焦点の135ミリは、なかなか出番が無くなって来る。
小野池あじさい公園_a0431541_14380603.jpg
SONY α7R Mark4 + ASAHI PENTAX Super-Takumar 135mm f2.5(M42)
"コミスジ"(チョウ目タテハチョウ科)という蝶が飛んでいたので、紫陽花とコラボ。
"ホシミスジ"などと見分けが難しいが、もし間違っていたら教えて欲しい。
少し羽根がボロボロで痛々しいが、この種の特徴である"羽を広げて留まる"シーン。
 
この年も6月にして都内は異例の猛暑日続き。地球沸騰化の影響が顕著だ。
令和7年も5月に30℃超えと熱帯夜。もう溶けてしまいそうだ。
小野池あじさい公園_a0431541_14380595.jpg
SONY α7R Mark4 + ASAHI PENTAX Super-Takumar 50mm f1.4(M42)
紫陽花とお似合いの"カタツムリ"も雨が降らず暑い日が続き"ヒキコモリ"
久々に姿を見たカタツムリもこの気象状況じゃ営業休止状態。
 
東京の紫陽花の開花予想は"6月3日"(前年度実績による予想)となっている。
私のブログでは、あじさいの撮影記事も多く掲載しているので参考に。
群馬県のあじさいを紹介したのは、今回が初めてとなる。
小野池あじさい公園_a0431541_14380556.jpg
SONY α7R Mark4 + ASAHI PENTAX Super-Takumar 50mm f1.4(M42)
この年最後の紫陽花観賞に"小野池あじさい公園"(群馬県渋川市)を訪れた。
桜のシーズンも見頃を追いかけて"八幡山公園"(栃木県宇都宮市)まで行っていた。
来年以降も紫陽花観賞の候補地としてストックしておこうと思う。
 
令和7年もこれから関東各地であじさいの開花がどんどん進んでいく。
撮影地の新規開拓が出来ればと思うが、記事の発表を楽しみにして欲しい。
小野池あじさい公園_a0431541_14380515.jpg
SONY α7R Mark4 + ASAHI PENTAX Super-Takumar 50mm f1.4(M42)
"小野池あじさい公園"からJR上越線渋川駅方面まで歩くと天台宗の寺院。
慈覚大師により平安時代に開山された名刹で、戦国期には武田信玄の保護を受ける。
江戸時代には"天台宗の関東五ヶ寺"に数えられ、"あじさい寺"と呼ばれる。
 
参道入口から紫陽花が両脇に咲き、その紫陽花の姿は山門の内外まで続く。
残念ながら山門前に駐車している車が複数あったので撮影は難しく。
小野池あじさい公園_a0431541_14380512.jpg
SONY α7R Mark4 + ASAHI PENTAX Super-Takumar 50mm f1.4(M42)
既に見頃を過ぎていたので、軽く撮影して駅に向かおうと思う。
途中で自販機で飲料水を購入しながら、ゆっくり寺も歩いて徒歩1時間の道のり。
35℃を越える猛暑日が続いている。ウォーキングの際は熱中症には注意したい。
 
"小野池あじさい公園"から"眞光寺"経由で"JR上越線渋川駅"までのルート。
Googleさん調べでも徒歩40分弱。実際はこのルートとは別で向かった。
 
 
小野池あじさい公園_a0431541_14380496.jpg
JR上越線の運転本数が少なく、普通列車が約1時間半ほど運転間隔が空く。
高崎行が出る頃に渋川駅前に着いた私は驚愕。大人は黙って特別急行列車を使う。
13時48分発"JR吾妻線特急草津2号"上野行で乗り換えなし。
 
こうして汗だくになりながら、群馬県への日帰りあじさい観賞の旅が終わる。
今年も仕事や家庭との兼ね合いになるが、写真での報告をお楽しみに。

カメラ(SONY)ランキング 写真ランキング カメラランキング

by alpha2025 | 2025-05-22 09:36 | オールドレンズ

野村 優 -Nomura.U3- 公式ブログ


by NOMURA.U3