秋バラの深大寺 -f1.4- : 日々是或不阿２

東京都内では浅草寺に次ぐ古刹、"深大寺"(東京都調布市深大寺元町５)。秋の曇り空の日だったが、バラのシーズンだったので行ってみた。

"ＪＲ中央本線三鷹駅(または吉祥寺駅)"、"京王電鉄京王線調布駅"から路線バス。

鉄道空白地帯に位置する天台宗の寺院"浮岳山深大寺"。

以前に訪れた時は雨がしっかり降る梅雨時。季節変わって今回は秋。

"SIGMA Art 85mm F1.4 DG HSM"とカメラは"SONY α7S Mark2"。

少し異色な組み合わせで"深大寺入口停留所"に降り立った。

SONY α7S Mark2 + FE 24-70mm F2.8 GM OSS(SEL2470GM)山門前の門前町には茶屋や土産物屋が多く並び賑わいを見せている。何と言っても"国分寺崖線"に位置する深大寺は、複数の湧水源を持つ場所。その豊富な湧水を利用して、古くから"蕎麦づくり"が行われた。　蕎麦栽培・製粉・蕎麦打ち・釜茹で・晒しに利用され"深大寺そば"が発達。現在でも約２０店舗が深大寺そばを提供し、それを求める客が絶えない。秋バラの深大寺 -f1.4-_a0431541_11023753.jpg

SONY α7S Mark2 + SIGMA Art 85mm F1.4 DG HSM(Art A017)"日本三大だるま市"のひとつ、"深大寺だるま市"も有名な場所。前回訪れた時は"だるまみくじ"を引いて、そのダルマを部屋に飾っていた。土休日は多くの人が訪れる"深大寺"。水木しげるの第二の故郷。　門前町は決して広いとも言えず、スペース的に"中望遠単焦点"は使いづらい。スナップ写真を撮るのであれば、やはり焦点距離５０ｍｍくらいが良い。秋バラの深大寺 -f1.4-_a0431541_11022567.jpg

SONY α7S Mark2 + SIGMA Art 85mm F1.4 DG HSM(Art A017)深大寺周辺の店舗がお互いに切磋琢磨して"深大寺そば"を盛り上げる。この日は混雑して待ち時間があるので、比較的空いている店をチョイスした。残念ながら現在は深大寺周辺で蕎麦を生産している量はごく僅少。　焦点距離８５ｍｍが"ポートレートレンズ"と呼ばれるぐらい用途が限られる。単にヘタクソなだけと言われればそれまでだが、適さない。秋バラの深大寺 -f1.4-_a0431541_11023824.jpg

SONY α7S Mark2 + SIGMA Art 85mm F1.4 DG HSM(Art A017)"SIGMA 85mm F1.4 DG HSM"の"８５ミリ"は、私の苦手な焦点距離。最短撮影距離は約８５ｃｍ、"SEL85F18"とほぼ同等と言って良いか。寄れない点が若干歯がゆさを感じさせるかもしれない。　"開放Ｆ１．４"という超明るい点がウリ、そしてそれが故の重量感。せっかく持ってきたのだから、使用しなければ意味がない。秋バラの深大寺 -f1.4-_a0431541_11023816.jpg

SONY α7S Mark2 + SIGMA Art 85mm F1.4 DG HSM(Art A017)"深大寺天然温泉・湯森の里"(外部リンク)へ行こうと思ったが、方向転換。路線バスで向かう途中、多くの人が下車した植物公園が気になった。　"東京都立神代植物公園"は、深大寺の北側に広がる都内唯一の植物公園。今回注目したのは、約３００種類５０００本の秋バラがあるばら園。季節感を記録するため、しっかり深大寺境内の紅葉も撮影。　

SONY α7S Mark2 + SIGMA Art 85mm F1.4 DG HSM(Art A017)"東京都立神代植物公園"(東京都調布市深大寺元町５)で主にバラの撮影。春秋共に５０００本近くが花を咲かせるようで、ばら園の大きさにビックリ。現在、春バラが終わった時期だが、秋のために紹介しておこう。　明るい単焦点レンズだが寄れないことが非常に残念に思った。マクロレンズ"SEL90M28G"を持ち出せば、大活躍してくれそうだ。秋バラの深大寺 -f1.4-_a0431541_11023999.jpg

SONY α7S Mark2 + SIGMA Art 85mm F1.4 DG HSM(Art A017)バラの名所として、都内では"旧古河庭園"(東京都北区)を最近紹介した。よく私が向かうのは"与野公園"(埼玉県さいたま市中央区)。交通アクセスが良く、私は"東京都立神代植物公園"よりも身近だ。　既に売却済みの"SIGMA Art 85mm F1.4 DG HSM"。表現力は良い。代わりに導入した"SONY FE 85mm F1.4 GM"は活躍してくれるか。秋バラの深大寺 -f1.4-_a0431541_11023893.jpg