遠くへ旅がしたい…そんな風に思った時に昔の写真を振り返る。そういえば壮大に西日本を駆け巡った"西日本パス"を利用した旅もあったな。
"西日本パスの旅"を数回続けてみようと思う。旅は平成２１年(２００９年)９月。
お得感満載なＪＲ西日本の特別企画乗車券を使って４日間長距離移動。
ソニーのカメラに移行する前、そしてデジタル一眼レフを始める直前。
"撮り鉄"の先輩と２人旅。温泉に泊まれるなら同行という条件で撮り鉄旅。
CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-FH20この時使っていたカメラは、CASIO"HIGH SPEED EXILIM EX-FH20"。有効画素数９１０万画素でセンサーサイズも小さく、光学２０倍ズームがウリ。焦点距離は３５ｍｍ判換算で"約２６ｍｍ～５２０ｍｍ"。 "西日本パス"を最大限使用しようと大阪に前泊。品川駅で待ち合わせの時間に撮影。品川駅に進入するＪＲ京浜東北線"２０９系直流通勤形電車"。
CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-FH20天候はあまり良くなく、小雨で霞み気味だが西日本の撮り鉄旅がスタート。ＪＲ大阪環状線野田駅・ＪＲ東海道本線新大阪駅・ＪＲ東海道本線塚本駅で撮影。ＪＲ大阪環状線の電車たちと梅田貨物線に向かう列車が撮れるスポット。 "２２３系直流近郊形電車"の関空・紀州路快速が関西空港駅・和歌山駅方面へ。向かってくるのはＪＲ大阪環状線"１０３系直流通勤形電車"。
CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-FH20大阪を離れる前に何枚も撮影。ここは大阪駅の隣"ＪＲ東海道本線塚本駅"。網干総合車両所宮原支所から出庫した"特急雷鳥号"が北方貨物線から回送運転。既に引退した"４８５系交直流特急形電車"。これから金沢への長旅。 ここで撮影していたが、やはり露出不足でブレている写真が多数。"センサーサイズ"も小さいので、一眼を持っている先輩に較べるとノイズも多い。
CASIO EXILIM Hi-ZOOM EX-H10ＪＲ東海道本線大阪駅からＪＲ播但線経由"特急はまかぜ号"で日本海側へ。私たちの乗った列車は"ＪＲ山陰本線香住駅"止まり。この先は普通列車へ乗継ぎ。現在も車両は変わったが、１日３往復が定期列車として運転される。 この時の車両は国鉄時代からの"キハ１８１系特急形気動車"だった。"北近畿ビッグＸネットワーク"を形成する列車だが、Ｘ字からはみ出している。
CASIO EXILIM Hi-ZOOM EX-H10"ＪＲ山陰本線浜坂駅"前の風景。あまりの土砂降りに２日目の写真。私たちは駅前から全但バスに乗り換えて、"湯村温泉"へ向かった。今回の旅に同行する条件、温泉に泊まるという目的を叶えるための場所。 １日目のルートは以下の通りとなる。大阪界隈の撮影のための移動は省略。大阪駅→(東海道・山陽本線)→姫路駅→(播但線)→和田山駅→(山陰本線)→浜坂駅CASIO EXILIM Hi-ZOOM EX-H10２日目も山間ということもあり、雲は厚いですがまずまずの天気。"湯村温泉"(兵庫県美方郡新温泉町)という閑静な湯治場に行けて大満足。２日目もハードな鉄道移動が待っていそうなので、心して挑みます。 全但バス"湯村温泉停留所"からは、特急バスが大阪・神戸方面へ運行。大阪梅田駅まで約３時間、阪急三宮駅まで約３時間半。運賃面でもバスが優勢。
CASIO EXILIM Hi-ZOOM EX-H10終着の"ＪＲ山陰本線浜坂駅"に進入する"キハ３３形一般形気動車"の写真。調べてみると５０系客車から改造した２両しか存在しない珍しい車両。１５年前に引退、"津山まなびの鉄道館"(岡山県津山市／旧津山機関区)で静態保存。 ＪＲ山陰本線鳥取駅までは普通列車に乗車、鳥取駅からは"特急スーパーはくと号"。末端区間の倉吉駅までグリーン車に乗車する、フリーパスならではの乗り方。
"ＪＲ山陰本線倉吉駅"に到着。街の中心地からは離れて寂しいイメージ。
既にこの２ヶ月後には仮駅舎に切り替わり、平成２３年に新駅舎で営業開始。
山陰地方を訪れることが滅多に無いので、こんな写真も貴重。
日本全国旅することが好きな私ですが、鳥取県はこれが最初で最後。
交通アクセスが良くない事や観光スポットの点在も影響するのだろう。
