チルト液晶を駆使せよ！

私にとって滅多に訪れることのできない場所、海外旅行はまさに非日常。カメラの機能を駆使して出来るだけ目の前の光景をしっかり記録したい。

　　

２度目の台湾上陸を果たし、当時の"タムロン大三元"で撮影。

この"TAMRON 28-75㎜ F/2.8 Di III RXD"で万全を期して持参した。

滅多に来れない場所だからこそ、目の前の光景をしっかり記録。

　

前回の続きで台湾での旅を写真で振り返りたい。

今回の記事の舞台は台湾南部の大きな都市"高雄市"が中心となる。

SONY α7R Mark2 + TAMRON 28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXD(Model A036)前回の記事で高雄港の防波堤のように浮く"旗津半島"(高雄市旗津区)に触れず。以前は南側が本島と繋がっていたため、"半島"の名が残っている。ここへは"高雄捷運橘線西子湾駅"から歩いて"鼓山輪渡站(航路)"を目指す。　少しお腹が空いたので、駅周辺の店で"牛肉麺"(辣味１１０元)を注文。被写界深度が浅いので、香辛料にピントが合って他が外れかかっている事が判る。SONY α7R Mark2 + TAMRON 28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXD(Model A036)牛肉麺の店及び芒果かき氷の店がある"鼓山輪渡站"前の通り。写真全体で単調な部分は、中央上部の空だけと言って良いだろう。　"周辺光量落ち(周辺減光)"は、広い空など比較的均一な風景に出やすい。性能によって軽減される場合もあるが、筒型をしている限りは避けられない。編集で除去するか、一番手っ取り早い方法は、絞って撮影をする事。SONY α7R Mark2 + TAMRON 28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXD(Model A036)旗津半島へ向かう船上から高雄市中心部方面。大陸からのＰＭ２．５が酷い。下部の海よりも単調な色になっている空。左右の隅を見ると暗くなる。これが写真に現れる"周辺光量落ち(周辺減光)"という現象。　Ｆ６．３まで絞ったが解消されず。かなり明るいシーンでは顕著に現れる。広角で撮影すると出やすいという話もあるが、望遠でも発生する。SONY α7R Mark2 + TAMRON 28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXD(Model A036)再び鼓山輪渡站近くの店に寄り、名物の"芒果かき氷"を食す。時期によっては生でなく、冷凍モノを使用している旨の掲出もあった。良心的な店だと感心するも、昼食後のかき氷のボリュームに圧倒。　行きと同じく高雄捷運と"台湾高速鉄道(台湾高鐵)"を乗り継いで台北へ戻る。新幹線乗り放題だとこんなリッチな移動をする旅が出来る。　　
SONY α7R Mark2 + TAMRON 28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXD(Model A036)さて、長くなったが本題"チルト液晶を駆使せよ！"に戻りたいと思う。台北市松山区の"饒河街(じょうががい)観光夜市"を訪れた。　台湾の夜市は、どこも狭狭としていて撮影が困難なシーンも多い。そういう時は"チルト液晶"を駆使して、撮り方を工夫して解決する他はない。----【２月２０日は旅券の日】海外旅行の思い出----SONY α7R Mark2 + TAMRON 28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXD(Model A036)メーカーにより呼称が違い、"バリアングルモニター"や"チルト液晶モニター"など。"SONY α7R Mark2"は、公式に"チルト可動式液晶モニター"と表記される。つまりは背面液晶画面が、上下左右などに動くものを言う。　可動方向に差異があり、"α7シリーズ"は、上方向約１０７度・下方向約４１度。"SONY α5100"や最近の"SONY α7C"を含めた"α7シリーズ"は"自撮りカメラ"。画面が１８０°回転して前方で確認できるようになっている。

SONY α7R Mark2 + TAMRON 28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXD(Model A036)

観光夜市は人の頭が目の前に迫るような混雑、撮影には少し厳しい環境。

そんな中で速いＡＦ(オートフォーカス)と"チルト液晶"で素早く撮影。

人気の胡椒餅のお店の作業様子も目の前にあるように撮影できた。

　

華やかな台湾の街、早々とホテルに帰ってしまうのはもったいない。

日本では撮影出来ない、魅力的な写真をブログでお届けできればと思う。